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Andrew Bird Live at Woodland Park Zoo in Seattle

ぞろぞろとバスを降りて公園内のステージに向かう。ソールドアウトの看板が。芝生にはすでにたくさんの人。フリーコンサートではないものの、その雰囲気に近い、老若男女な客層。小さいこどももいる。みなブランケットやシートをひいて、ピクニック気分。持参のサンドイッチをジップロックの容器からとりだしている。前のほうで空きを見つけて座ると、あのいやな風邪の予感が去っていた。寒くも無く、気持ちがいい。

ライブが始まる前に、主催者の挨拶。もう何年もやっているそうで、スポンサーはSUBARUで、入場料の一部は動物園の運営に当てられるとか。動物に囲まれて演奏するって素晴らしいですね!と言うと、拍手が。これから演奏する二人に一番好きな動物を聞いてみました、というので耳をすますと、バードさんはカナディアン・ムースが好きなそうです。よく壁から頭部と角だけ突き出してるような剥製のあれですね。写真検索すると、この手の「オラが捕ったぜ」報告ばかり。

今回はバードさんがトリだったので、巻き毛の兄ちゃんが演奏してる間は、ひたすら旅メモを書く。終わると、若い男子二人が、ここ座っていいですか?と聞いてくる。バードさんのhuge fanだというので、もちろん詰めてあげて歓迎する。彼らはデンヴァーからやってきたそうだ。バードもいいけど、ドラムのマーティン・ドッシュが大好きだというので、私もーと盛り上がる。なんとシアトルではなく、この公園からもっと北のほうのビーチでキャンプしているという(非キャンプサイト)。潮が満ちてくるから離れたとこにテント張ってたんだけど、けっこう満ちてきて、すぐ近くに赤ちゃんアザラシが打ち上げられていて、誰かに電話するべきか迷ったという話に軽く萌える。青年っていいわー。おもむろにメガネをはずし、落ちないようにバンドを装着している。私メガネ屋なの、と様子を見ていると、片方ネジがなくて、針金で留めてある。「ぱたぱたするので、バンドつけないとね」「これ父さんのめがねなんだ。度はあってないかもしれないけど、見えるから大丈夫だよね?」・・・。朴訥!(「臨死!江古田ちゃん」1巻 第5話参照!)かけてるメガネは、最近若い男子がよくかけている、黒縁のおっさんぽい大きなやつなんだけど、普段こじゃれたメガネ屋にいると、こういうメガネに対するどうでもよさげな態度にきゅんとします。この一連の話を同僚にすると、私、その人と付き合いたいです!ともだえていた。



ライブが始まる。野外で、フジのようなデカい音響設備ではないため、少し音は小さいけれど、やはり楽しかった。バードさんを知らない人がたくさんいたと思うけれど、やはり意外なエンターテイナーっぷりで、客を笑わせていた。
Tables and Chairsという曲があり、歌詞の中にThere will be snacksという一節がある。ここがなんともヌケていて面白いんだが、ネットで観たライブ映像に、客席からThere will be snacks!!と掛け声があり、バードさんも、うんうん、スナックもあるよ、と返してたのがたまらなく好きだった。この曲の前に、うしろにいた男の子がやはりThere will be snacks!!と叫んでいて、ああアメリカで観てよかったよ・・と感慨にひたる。となりのデンヴァーっ子たちも、DOSH!!と叫んでいる。
バードさんはライブ中靴を脱いでいるときがあり、このシアトルでも脱いでいた。ベストにシャツ、黒のジーンズと地味な服装で、足元はカラフルな幾何学模様でした。男は足元まで気を配らないとね(?)。
バードさんはかなりやせっぽちである。ノッてくると手足が自由な動きを見せ始めるのだが、ガリガリのO脚気味な足は、ふとビル・キャラハンの足技やジャーヴィスのそれを彷彿とさせ・・。あそこまで派手じゃないんだけど。
最後は巻き毛がでてきて、バードさんと二人でデュエットして、それがアンコールにもなったので、デンヴァー二人組みは不満そうでした(私も)。やはりJosh Ritterとのカップリングは少々不思議だったようだ。

ライブが終わってもまだ薄明るい。彼らと別れるとき、壊れたメガネ男子が、私がつけていたI read Zineバッジ(リルマグで購入)を見て、パイクマーケットにめちゃたくさんジンを置いてる店があるよ、と教えてくれる。もう時間的に行けなかったのだが、ここでも話が通じている、という感覚が心地よく。彼らと観ることができてほんとによかった。やっぱり記憶に残るのは出会った人々。シアトル、悔いなし!
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