シカゴ:ジン・コミック編



むさいdudeたち・・。アーチェリーの構え方が全然なってないのがマットで、隣がマットの相棒で一緒にジンを作っているザック、一番大きい人はザックの彼のジョン。ジョンの家は静かなネイバーフッドにあり、最新電器機器が揃っていて広い。でも無職だという。聞けばパパが金持ちなんだそうな。こんなおっさんが親を頼りに?とお思いかもしれませんが、彼らみな27,8才。話すとまだまだぺーぺーの20代です。
ザックとジョンのゲイカップルは、さすがにソフトで話やすい。紅茶をリクエストすると、いろんなハーブティーがでてくる。ジョンはネコを飼っていて、ふと眺めてはカワイイ! wiiスポーツのフリスビーにでてくる犬を見てはカワイイ!を連発していました。けしてオネエ系じゃないけど。

マットとザックは故郷アラバマからの幼馴染で、たまたまシカゴ郊外のシャンペインにお互い住んでいたことからジンを作り始め、シカゴに進出してきたらしい。二人でeyerocketという自主出版社をやっています。マットは物書き志望で、ザックはイラスト担当。いつも単発ジンで、今回はToddのお気に入りAV男優と彼らが好きな花と題された、野球のトレーディングカードをイメージして作られたジン。表紙を開くと、一枚一枚透明の袋に入っているカードが10枚ほど。それぞれにToddの好きな男優と花のイラスト、裏にはToddによるインタビューが書かれている。ちなみに男優は実在人物らしい。
表紙は丸いベルクロ(マジックテープ)で留めるようになっていて、作りも見た目も(意外に)なかなかかわいい。うーん、マジックテープ、いいな。

マットの書くものは大抵ユーモア文章で、viceオンラインにのったものを読んでも(ターミネーター4はゲイポルノである!)、コメントに「こいつはガキか!」と書かれるほど、アホらしい下ネタだったりします。でもMcSweeny'sからもコンタクトがあったりするらしく、この先の展望が楽しみです。しかしMcSweeny'sって・・。




彼らに連れて行ってもらったジンショップなど。まずシカゴの若者の集まるWicker ParkではChicago Comics。オールジャンルのコミックが勢ぞろい。ここで、クラム、クロウズ、ジェイミー・ヘルナンデス、ゲイリー・パンターなどのスタジオを訪ねた記録、In the Studioを薦められて買う(セールでたった10ドル・・)。のちにマットもザックもQuimby'sで購入。いや、それにしてもこうして手に取れる幸せ・・。まあ渋谷のタワレコでも取れますけど、残念ながら全然商品が回転してない、プラス、平置きが大抵いつも同じなのでちょっと空気がよどんでいるコミックコーナー・・。存続しているだけすごいと思う。実はけっこう利用者がいるのだろうか。
この近くにある、ジェフリー・ブラウンが漫画を描くのに通いつめているというEar Waxというカフェに行きたいと前からリクエストしていた。古くからあるカフェらしく、ちょっとボヘミアンな雰囲気であるらしいこともネットで調べ済み。しかし、あそこはイケてないから、と拒否される。つべこべいわずに連れていけよ、と思わないでもなかったけど、ま、いいかと外観も見なかった。ちょっと中を覗くくらいすればよかった・・・。ジェフリ・ブラウンの漫画は、特に大のお気に入りというわけでもないのに、ほとんどがうちの本棚に並んでいる。

前回シカゴに来たときも訪れたQuimby's(どうしてもサイトが見られません)。ここはジンがメインのお店。クリス・ウェアが店の看板を書いています。eyerocketもショウウインドウを飾ったことが。ポートランドで行ったお店も含めて(microcosmの店は私とすれ違いでオープンしたので行けなかった)、Quimby'sはダントツに良いと思う。なんせ品数豊富。Papercutter(なんとリルマグに入荷している!あとで書きます)やら#listというジンなど購入。ちなみにマットはここで働かないかと誘われたけれど、時給7ドルなので辞退したとか。どこも厳しいですね。

その後南に下って、ここ最近アートスクールの学生などが家賃の安さから移り住んでいるというピルセンへ。といってもまだまだ発展途上なので、店は数件しかない。古着屋さんと、No Coastというジンショップへ。若い学生がワークショップで使ったり、イベントをしたりと安く場を提供しているらしい。簡素なインテリアで品数も少ないものの、ここでネットで見つけたけど送料が高すぎて諦めたミシェル・ゴンドリーが描いたコミックを買う。こういうさっぱりした店もいいなぁ。この日行ったどの店にもマットたちのジンが置かれていました。

まあこのご時勢、ジンもネットで買えたりするわけだけど、やっぱりぷらっと店に行って、よさげなものを適当に手に入れて、おもろかったら当たり!と気軽にはいかないから、この環境が大変うらやましい。
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シカゴ:街歩きの巻 レストラン編

ロラパルーザの前にブランチを食べに行ったCafe Lula。この近所に住んでいるマットがここでバードさんを見かけたという目撃情報を得てから、絶対行くのだと決めていて、マディとリンジーの3人で突撃。思ったよりもこじゃれた、感じのいいこじんまりとしたレストラン。フレッシュなオーガニック素材を使っているが売りらしい。後日、このカフェで働いているというマットの友人が家に来て、彼はうちの隣に住んでるよ、と。マットもしょっちゅう見かけるらしく、遭遇しなかったのが残念・・。帰国後に観たロラパルーザでのインタビュー映像では、バードさんはロラのためにダウンタウンのホテルに滞在していたと話していた。家に帰ったら請求書とかきてるしね・・面倒だから、と。無念!

ここで私はオムレツを食べました。イモがいっぱいでした。うーん、日本人の味覚では、そんなに美味いてわけでもないけど、週末のブランチと夜は必ず満席というので大人気のようです。
支払い時に、リンジーがまとめてカードで払ってくれた際、クレジットカードに男女の写真が載っていた。よく見えなかったのだけど、一度カードを返した後でまたウェイトレスが戻ってきて、「さっきのカードを同僚に見せるので貸してくれない?」と頼みにくる。よく見ると、ボノとリンジーのフェイク・ツーショット・・。

最後の日に、朝食を外で食べようと言うと、ここに連れてきてくれた。toastというレストランで、ご覧のとおり待つ人々が。マスカルポーネ入りのフレンチトーストを注文。デカい棒が3本横たわっていて、1本しか完食できず・・。あーあ。
ここで日本の漫画の話になり、己のつたない英語力を呪う。あああ!

マットが用意してくれた自宅での朝食もなかなか素敵でした。ブルーベリーは日本だとなんとなく高価で残念ですね。大好き。イリノイで作られているというまったり濃厚な苺ヨーグルトもツボだった。



右からわたし、リンジー、マディ、リンジーの友人、リンジーの旦那。
マディはポーランドを旅行してからポーランド料理の大ファン。ここシカゴは世界でもポーランドに次いでポーランド系人口の多い町らしく、本物の地元料理が食べられるはず!と調べてやってきたのがここ。これまたマットの家の近くだったので車で落としてもらい、ご対面。会うなり、めっちゃ北ブリティッシュ人がいてびっくりする。しかもフットボールシャツ。見目懐かしい姿に一体ここはどこ?と戸惑う。いやぁ、グラスゴーにマディやマットがいると、一発で外人!て分かるように、アメリカで北英国人がいると、やっぱり外人!と思いますね。懐かしきアクセントを堪能・・。

私はポーリッシュ・フードは初めて。マットたちはここで食事するというと、おえー!ってゆってましたが、私はむしろ楽しみだった。グラスゴーに美味いロシア料理の店があり、なんとなくこっち系なのかなと。ドイツの隣でもあるので、やっぱイモと肉か。代表的な料理がのってるプレートを頼むと、えー、もう思い出せないけれど、とにかくイモと肉でした。いや、肉・イモ・肉・肉か。ドイツもこういう感じだったかな。ポテトパンケーキがうまかった。ロシア料理店で食べたとき、心なしかアジアに近いね!といつも日本人同士で行くと話してたのだけど、前菜のビートルート(赤カブ、だっけ)スープにダンプリングが入っていた。うーん、全体的にはまあ大雑把な料理、かしら。

この写真を撮ってくれたのは、経営している家族の中の12歳くらいの娘さん。店主に頼むと、わからないからと娘(孫?)を呼んできてくれた。彼女はもう帰る途中だったらしく、店を出るときに、お食事をゆっくり楽しんでください、良い夜を!とすごくプロフェッショナルに、さわやかに声をかけてくれる。店主は英語がままならない様子だったけど、娘さんはもうアメリカ人でした。
ここでもマディ節が。店が大層気に入ったみたいで、店主を大絶賛。彼も、おお!ポーランドに来たらぜひうちの家族の家に泊まりなさい!と熱く対応。負けてない。

ほんとはもっと夜も飲みに行ったりしたかったのだが、体力なし。

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シカゴ:街歩きの巻 セグリゲイション編

シカゴで行ったお店など。もし行くことがあったらご参考に・・と言いたいところですが、まあ誰の参考になるんじゃ、という後ろ向きな気持ちでスタート。そもそもシカゴに行くってことがあんまりないよねぇ。

シカゴは山手線のような輪っか状の電車(ループ)に囲まれた高層ビルとショッピング街のダウンタウンのほかに、北にはベルモントやリンカーンパーク、北西にはWicker Park、南にはピルセンなど、小さい店の集まる地域がちらほらある。1日目はベルモントあたりをうろうろ。前回ベルモントに行ったとき、あまりの寒さに思わず近くにあったチェーンのコーヒーショップに駆け込んで、ほんとに足がすくんでなかなか外に出られなかったことがある。仕方ないので思いきって外に出ると、ちょうどかわいい古着屋があり、店員の女の子がスウェーデン編みの手袋を編んでいたのを見て即購入。ほかにも、子供っぽいかつかなり安く買ったものだけれど、妙に気に入って捨てられないものを買ったので、また行ってみたかった。でも名前も忘れたし、どこだっけなと思いだせずにいると、あのコーヒーショップらしき店とその街角に自分がいるのに気づく。おお!このへんに違いない!と言うと、こんなコーナー町中にたくさんあるよ、とたしなめられつつ、マットが連れてこようとしていた古着屋は私が前回来たあの古着屋だった。水色のカーディガンを買う。26ドル。アメリカはなんたって安いわ。clothes optional vintageというお店です。



マットがなぜか連れてきたがったThe Wiener's Circleというホットドッグ屋。アメリカとホットドッグってすんなり結びつくような気がするけれど、シカゴにはなぜかあまりないらしい。これがシカゴホットドッグ。トマトがのっている以外にはなんら変わったところはないけれど、うまかった。この店は夜中遅くまでやっているので、バーが閉まったあとに流れてくる客でにぎわうらしい。それが相当クレイジーだというので連れて来たかったみたいだけど、マットの友達からはなんでそんなとこに連れていくんだと言われたそう。昼間はいたって普通のホットドッグ屋でしたが。アル中らしき男が入ってきたときは、たしかに店員もめちゃくちゃワルい感じで追い返していたので、片鱗を見た気はしたけれど、夜中はもっとすごいことに・・の映像。もともとNPRのラジオ放送だった番組がテレビでも放映されるようになったThis American Lifeで紹介された”これぞシカゴ”な映像。



オーナーは白人で24年もここで商売している。なぜ客も店員も叫びまくり、swearしまくりなのかといえば、もともとオーナーの一人が偶然始めたことらしい。酔っ払い相手に注文を聞くにはそうするしかない。今ではこのスタイルが名物となり、商売繁盛、チップも多いとか。夜遅くまで飲んで酔っぱらった客は怒られたいんだ、って・・。もともとこの店があるリンカーンパークはしゃれたバーや店のある地区。あとで書くけれど、シカゴは黒人人口も多いのに、完全にsegregate(隔離、分離)されている。ハイパーセグリゲイションなんて言葉もあるほど。普段混じることのない両者がこのホットドッグ屋でぶつかることになるわけです。それも人種差別なネタや思いつくかぎりの罵倒を、アルコールで中和しつつ。明らかに見学に来たという感じの白人女性も映っているけど、シカゴの住人である彼女にとっても黒人は遠いのかしら。あまりにも白人vs黒人な絵になっていて、それが番組が仕組んでいるところはあったとしても、これもきっとシカゴの生々しい姿なのかもしれません。

次の日、マットの相棒の彼氏が車を持っていて、かつシカゴの街のことを驚くほどよく知っているというのでドライブがてら案内してくれた。ダウンタウンの建物を眺めて、サウスサイドにあるハイドパークまで南下。ここはシカゴ大学があるのだけど、その敷地をちょっと出ると、道行く人は100%アフリカン・アメリカン。プロジェクトという、低所得者用のアパートをたくさん作ったもののゴーストタウン化している地域。マットの家のあるローガンスクウェア(ここはヒスパニック街に近いらしいけど)も、ベルモントなどの若者が集まる店のある地域でも、黒人を驚くほど見かけない。さすがにダウンタウンや電車では見かけるものの、全然混じって生活しているという様子はない。マットたちももちろん普段ハイドパークにくることなんてないから、ちょっと珍しげにしていて、車の中から半ば観光する私たち・・。公園でお祭りのようなものをやっていたせいか、人出が多い。何度も言うけれど、100%黒人しかいない。あるとき、歩道を歩いていた少年たちが突然両手を挙げて立ち止まった。脇にはパトカーが。え?なんもしてなかったよね? アパートのポーチでは両手を壁につけて警官たちになにやら調べられている人々も。まるで映画の世界・・。

NYやロンドンのように、普通に黒人もどの地域でもよく見かけるものと思いこんでいたので、この分離っぷりに正直驚いた。シカゴでしょ??と。私が接した唯一の黒人は、AVEDAの店員さんのみ(確実にゲイ)。こういうことを指摘すると、白人たちはちょっと居心地悪そうにするところがあって、マディも「今はアメリカの都市はどこでもそうだよ」と言う。古いけれど、NYもメルティング・ポットなんてよぶ人はもういなくて、サラダ・ボウル、だものね。でも、この根源は人種差別ではなく、貧困、格差によるものだと思われます。まあ貧困も人種差別に根がある部分が大きいので、結局同じか・・。

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シカゴ:ライブの巻 @ロラパルーザ



2日目はロラパルーザ。あいにくの雨、プラス寒い。昨日はビーチであんなに暑かったのに。マディと、マディのベルセバつながりの友人であるリンジーと3人で参加。お互いに目的のバンドしか観たいもんもないので、1時ごろにマットの家の近くにあったバードさん行きつけのカフェでブランチし、のろのろとダウンタウンに向かう。会場のGrant Parkは、シカゴのダウンタウンのど真ん中。写真に見えるように高層ビル街に面しています。なので交通の便がすこぶる良い。細長い公園で、両端に大きなステージが。4時ごろに現地に到着。入り口のすぐ側に大きいステージが2つあり、ここでFleet Foxes, The Decemberists, Andrew Birdと続くため、私はこのへんで2つを交互に見ることにし、マディたちはバードさんとかぶる時間帯のデペッシュモードを観に一番奥にある特大ステージに向かうことにする。
ここは2016年のオリンピック開催候補地として準備をすすめている公園でもある。東京も同く候補地ですが、マットと「うちはいらないから、どうぞ。いや、こっちもいらねーよ」、と互いに譲り合う。シカゴ市は財政難らしく、道路に空いた陥没もほっておくような状態だから、オリンピックなんて迷惑な話、なんだそう。こっちだって大迷惑です。シカゴは有力地だとか。

閑話休題。会場についてから一番最初に観たバンドを指差して、マディが「あ、あれBand of Hobosでしょ。ほんとはBand of Horsesっていうんだけど、バンドメンバーがボロっちい格好してるから、Hobos(浮浪者)ってあだ名なんだよ」と確信を持って言う。いや、あれはFleet Foxesみたいだよ・・。たしかにボロっとしてるけどさ。けっこう人が集まっていたけれど、うーん、特に感想はなし。それが終わると向かいのステージでThe Decemberistsが始まる。日本ではどうか知らないけど、北米受けなバンドの匂い濃厚。んで、私はちょっとパス・・でした。なんかダサい。でも正統なロックとか好きな人は好きなのでしょう。会場でも人気のようでした。進行はほぼオンタイム。



ところで、ずっと雨が降ってました。ので、足元が泥んこになるのを避けるべく、会場に行く前にダウンタウンで長靴探し。シカゴ在住のリンジーが安い靴屋を探して見て回ったものの、見つからず。居るだけで気が滅入るような安物デパートなどを何軒かはしごしたあと、searsへ。まず1階でマディが店員にレインブーツはあるか聞いたところ、ほとんど口も動かさずにnoの返答。むっとして2階へ。また黒人の若い男性店員に聞いたところ、親切に違うフロアから、私たちのサイズを聞いてわざわざ持ってきてくれた。私たちだけでなく、これからロラへ向かう若者2人も同じものを探してさまよっている。マディはこの店員の有能さにいたく感心し、ありったけの賞賛の言葉を述べたあと、マネージャー呼んできて!と彼のマネージャーを連れてこさせる。そして彼女に、彼にもっと休みをあげろとか、休み時間を長くしてあげて、とか、なんでもいいから彼にごほうびを、と熱く熱く要請。その熱意に開いた口がふさがらない思いの私。彼は恥ずかしそうに照れ笑い、マネージャーはマディのフルネームを聞いていた。

マディはGAPの店員、飲食店のウェイトレスなど小売の仕事を若いころから長いことやってきたので、客から好評価を得てそれがフィードバックされた場合、なにかしらの形でその店員に良いことがあるのを知っているのだ。ポイント制かなにかわからないけれど、給与にも影響するのかもしれない。いいサービスを受けたときはちゃんと感謝の意を示すこと、をマディは誠実に実践する。いやぁ、すごいなぁと脇で感心しました。日本だと、実はこれくらいだと当たり前にやってもらう感覚があるので、余計に驚いたというのもあるけれど、アメリカはサービスの質が店員個人によってだいぶ違うので、良かったときの印象がさらにポイント高いのかもしれない。マディ節炸裂を目の当たりに。
で、見つかったレインブーツがこれ。10代の女の子用って感じのドクロ柄ですが、革靴で泥に踏み込むよりも数倍まし。会場のあちこちで「いいねー」と声をかけられる。といっても、ビーサンだったり裸足だったりの人多数、でしたが。長靴は会場を出てから即脱いで、マットの家に置き去りにしてきました・・。

バードさんが始まるころには雨はやんでいた。が、寒くてぶるぶるしていた私はいまいちテンションも上がらず、後ろの端のほうで、背伸びせずに全体が見られるところで鑑賞。鮮明なスクリーンもあるし。昨夜のSchubasのセットとは違って、もうちょっとライブの定番曲が多かった。一応写真も映像も撮ったものの、相変わらずここでは使いもんにならんので、他人の撮った映像をyoutubeから拝借

1曲目。ライブ版Fiery Crashはいつもめちゃくちゃ素敵です。



やっぱ前で観ればよかった・・。there will be snacksの合唱!この曲で終わるかと思いきや・・。



そのままFake Palindromesに突入。この繋がり方は珍しいかも。セットの終わりにはぴったりの曲。いつも盛り上がります。感極まった足技に注目・・。
 
バードさんはバイオリンを弾くせいか、ちょっとおとなしいとか、高尚なテクニックで聴かせる人だと思われがちかもしれませんが、めちゃくちゃロックしてくれます。どの映像もそれぞれそんなに良い画質・音質ではないけれど、やはり観てると鳥肌が。自分のテンションが低くて残念だったけれど、最後のTable and ChairsがFake Palindromesへつながるところはおおおお!とさすがに興奮しました・・。客の入りはというと、後半デペッシュモードに流れる人々が多かったのか、最後のほうにはけっこう輪が小さくなってたものの、やっぱり前のほうはかなり盛り上がっていたようで、ちょっと後悔です。いやぁ、晴れていたらなぁ。

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シカゴ:ライブの巻 @Schubas

着いた初日の夜に観にいったバードさんのSchubasでのライブ。前座にはバンドメンバーのジェレミーさんのバンドが演奏していたのだけれど、家でだらだらしていて見逃した。急いで向かう途中、まず電車で2駅ほど乗って、着いた駅から教えてもらったように東に行くバスをつかまえる。目の前で過ぎ去ってしまったのでやきもきしなら次を待つと、止まったバスから巨漢の運転者がのろのろ出てきて、バスの中で吐いた人がいるからと乗客を全て降しだした。きー!遅れるやんけ!
タクシーをつかまえようしているうちに次が来たので事なきを得たけど、着いたらバードさんが始まる10分前くらいだった。

まずこのライブの収益がRock For Kidsに寄付される次第が紹介され、バードさん登場。すし詰めかと思いきや、それほどにならないように調整されていたよう。いつものことだけれど、前列2列くらいは小さいガールズが占めているのでそこに入る気もせず、4列目くらいを陣取る。全体的にスローなテンポにアレンジされていて、リラックスした雰囲気でした。高揚感はないものの、ステージも狭いのでバンド4人のコミュニケーションも密だったし、客とのやりとりもさかんでした。もちろんやんややんやの大盛況。以下の映像は、私の前にいた人が撮ったものです。自分のカメラではロクなもんが撮れずにいたところ、彼女がちゃんとしたカメラで撮っていたので、あんたに任せた、とあとは放棄。私の目線と同じ方向から撮ってあるのでリアルで素晴らしいです。


アルバムSwimming HourからHeadsoak!ワオ!

すごくゆっくりとしたDarkmatterで始まり(素敵!)、新しいアルバム中心に曲は続く。このライブで何が嬉しかったかって、古い曲をやってくれたことです。ああうっとり・・・。しかし、客の間ではそんなに反応が大きくなかったのが意外でした。おーい!

やっぱり思うのだけど、新しいアルバムの曲はライブでもおおお!という瞬間がなかったです。彼の場合、アルバムよりもライブでのアレンジのほうがかっこよいことが多々あるのだけど、新アルバムにかぎり、アルバムでの完成度のほうが勝るような気がして、これは大いに例外なことかと。曲そのものがシンプルでアコースティックなところが多かったからかしら・・。個人的には楽曲そのものにバードさんの曲独特のパンチがないような気がしていて、ライブでもそれを確認してしまったのはちょっと残念。といっても好きなんだけど、でも今までを越える!て感じはない、ですね。うん、ナイスだね、ってくらいで。

今セットリスト確認ついでに録音したものを聴いてるのだけど、まあこれが金返せ!てくらいやはりバンドサウンドになると雑音が多くて・・。まったく聴けないわけでもないものの、MDは優秀だったなぁと。
バードさんのライブを初めて観て腰を抜かしそうになったあの激しい高揚感はなく、どちらかというとしっとりして感じのいいライブでした。ライブは3度目で、ネットでもよく映像を観ているせいかこちらも落ち着いて観ていたものの、ラスト2曲がこのライブをスペシャルにしてくれた。特にアンコールでのSome of these days!Bowl of fire時代のアルバムThrillsから。バード、ジェレミー、マイクの3人が並んでコーラスでドラムなし、バイオリンのみのアコースティク。この曲大好きなので、今観てもぼおおとしてしまいます。行って良かったよ・・。


もっと観たい人は、youtubeでこの映像を撮った人のほかのものを検索してみてくださいね。

Darkmatter
Masterswarm
Fitz and the Dizzyspells
Natural Disaster
Oh No
Effigy
Not a Robot, but a Ghost
The Privateers
Headsoak
Anonanimal
Imitosis
Cataracts

アンコール
Some Of These Days
Don't Be Afraid

さてライブ後、さっさと会場を追い出されてしまい、バーに流れるよりはみな外に出てるようだったので、私も道端で一服する(同様の人多数)。出演者が出入りするドアの外にはバンドの人々が各々ファンと話したりしていたけれど、人が群がってる様子はまったくなく、案の定バードさんは車の中に篭っているようでした。待っててもキリがないので、さっさと帰るべ、と道の向こう側に渡ってタクシーをつかまえる。

前回ここでイェンスを観たときは、ライブが1時に終わって、会場を出たのは3時すぎだったのでタクシーもつかまらなかったけど、今回は11時すぎには終了して、タクシーもばんばん走っている。すぐにタクシーをみつけ、こちらに曲がってもらうように合図して待っていたところ、道の真向かいで、一人で煙草を吸っている人が見える。あれ?ケヴィンさんでは? バードさんの昔のバンドメンバーのケヴィン・オドネルさんに違いない。彼はバードさんとは最初期からEggsまでずっとドラムを叩いていた人で、ライブ中にもバードさんが、今夜はケヴィンも来ていると言っていた。ちょうどタクシーはケヴィンさんのまん前に止まったので、急いで道を渡り、タクシーにはちょっと待っててもらうように頼んで、声をかける。ケヴィンさんはとても感じのいい人で、私が道の向かいにいるのを、赤いタイツの人がいるな、と気づいていたと言う。今夜はよかったねぇ、今年観るのは3度目だけれど、バンドで観るのは今年では今夜が初めてだったんだ、ブラブラブラ・・といろいろお話したかったけど、目の前でタクシーが待っているので、握手して乗り込む。うーん、いい夜でした。

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シカゴ:ビーチの巻



シカゴ行きの機内には、あちらに住んでいると思われる日本人、乗り継ぎの中国系の人々などが多く、旅行で行くという雰囲気の人が大変少ない。考えたらシカゴってあんまり観光地じゃないか。
オヘア空港に着いて入国審査。 毎回そうだけど、アメリカの審査官てのはもう一刻も早く仕事を終わらせたい、って感じで非常に面倒くさそうにしている。

宿泊先のマットの家までは、電車で1本、30分。しかも大変ノロい。シカゴは大都会らしいけど、こんな近くに世界一忙しい空港を作れるんじゃ、そんなに規模の大きい町でもないな、と思う。
CTA(シカゴ内の電車とバス)の3日パス(13ドル)を買おうと、1ドル札をせっせと自動販売機に入れるも、すぐにしゅるーと戻ってくる。なにもかもきちんと動く機械に慣れていると、こういう不便さはむしろ懐かしい。

マットは家で仕事しているので、駅に迎えにきてもらって、家で朝食を食べる。かなり広い(私たちの目には)アパートに一人で住んでいて、700ドルって安いよなぁ。こんな広かったら家でも仕事できるよな。場所もよく行く店の多いエリアから電車で2,3つしか離れてないし、シカゴは平坦なので自転車も大変便利。しかもよく遊ぶ友人たちは多くが近所に住んでいるとかで、もう生活環境がうらやましくて仕方ない。これぞ理想・・。わーん。

朝食後すぐに、今日はビーチに行くぞ!と言うので、なんのこっちゃと思ったら、シカゴは5大湖に面しているのだった。彼の友人のスコットが買ったばかりのトラックで迎えに来る。座席が前にしかなくて、後ろはオープンになっているぼろぼろのトラック。すっ飛ばして20分ほどで到着。晴れて暑い日だったけど、もちろんパラソルなんてものは一切ない。みなでろーんと転んで、できるだけ陽に当たろうとする。私はまさかビーチにくるなんて思ってなかったのもあって、日焼け止めも塗らずにうっかり日焼け。海じゃないけど海のように水平線が見えるし、ちゃんとかもめもたくさんいた。彼らは水の中に入っていったけど、あとで確かめてみると、かなり冷たい。やっぱね。岸から10メートルくらいのところに、ボートに乗った人が数人並んでいるのは、ここから先はいっちゃいけませんのマークだった。私は子供の頃琵琶湖の側で育ったので、たまに泳ぎに行っていたけど、そんときはブイがずらっと並んでいて、そこから先に足を伸ばすと、急に深くなるのでぞっとしたものだ。

スコットがピンクのラジカセ(シングル!)を持ってきていて、かなりグルーヴィーでした。マット本人はばりばりのストレートだけど、友人は9割がたゲイらしい。うーん、よくわかるわ。
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シカゴ:郷に入れば郷に従え

シカゴ旅行、なにから手をつけていいやらです。ちまちまと更新します。
とりあえずflickrに写真を載せたので、先にそちらからどうぞ。写真だけじゃよくわからないから、あとでまた。

学生時代を除くとアメリカはここ4年で3度目ですが、ラスト2回で痛感したのが、アメリカに居るにはアメリカ人にならなければいけないんでは、ということ。ネイティブの人らばかりとつるんでいたので、あのリズムやイントネーションを浴びに浴びまくり、うっかり染められそうになる。3日目には、自分も(下手ながら)あの勢いで話しそうになるのに気づいたとき、もしアメリカに住んだら、日本人としてのアイデンティティを失いそうになるやもしれん、と思いました。外国語で話すこと自体、ある程度自分じゃないような感覚はあるのだけど、ことアメリカ人に囲まれると、あちらに合わせないと相手にしてもらえないんじゃないか、なんて妄想がむくむくと湧いてきて、つい自分とかけ離れた姿勢をとってしまいそうになる。これは外国で現地の訛りをピックアップする人としない人がいるように個人差だとは思うけれど、私の場合は相手に合わせたほうが楽なので、染まってしまいそうです。ただあんなにたくさん喋る、ことは無理かもしれないけど・・。まあアメリカ人でももちろん穏やかな人はたくさんいるけど、平均的には口を動かす量は多い。

グラスゴーにいるときはそんなことを考えたことがなかった。日本人以外の外国人も、自分たちらしくのんびりしていたし、見た目にもあ、外国人だとすぐ分かるくらいだった。でもアメリカだとそうはいかないんじゃないかしら。これはそもそも、インディアンを除けばすべての市民は移民であるという特異な国の成り立ちに起因するのかもしれない。アメリカ建国以来掲げられた信条を支持して、「私はアメリカ人です」と態度で示さなければいけなかったし、ここで作られたルールを守らなければサバイバルできなかった。ぼーっとしていては「アメリカ人」にはなれなかったのだろう。多民族国家で様々な文化が入り乱れている、はずなんだけど、実際にはとてもモノカルチャーな印象が強いです。外国人もplay by the rulesしないとうまくやっていけない、という空気が。これって思い込みかなぁー。

とにかく、シカゴもポートランドも外国人が外国人として暮らしている、という雰囲気が見られなかった。といってもいつも少ししか滞在できないので、あくまで旅行者の視線だけど。
アジア人を見かける機会も少なかった。チャイナタウンもあったし、シカゴはポーランド系人口がポーランドに次いで多いらしいし、スウェディッシュタウンなんてのもあるから、シカゴには各民族が集まったコミュニティがいくつもあるのだけど。でもなんていうか、ここはアメリカだぞ!という一種の縛りのようなものを感じたのです。なんだろうなぁ。

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ばたばた

帰国翌日、朝5時に地震で目が覚めた。東京へおかえりなさい。フライト途中から肩が異常に痛くて吉祥寺にバスで着いてから速攻マッサージへ。それが良くなかったのか、朝もきりきりと痛む。鍼にすればよかった。眠れないので悪魔が肩にのっているの図、をらくがき。悪魔ってどんなだっけか?
片方の肩がだけが痛いとき、悪魔がのってる、って言うよね?言わない?今日は仕事中にもえらく痛むので、湿布をぷんぷん匂わせながら勤務。湿布なんて初めて貼ったよ。

しかし滞在3日ってのはもうばたばた、というか、やはり精神的にゆっくりできないですね。一人で行動する時間がほとんどなかったので、みやげを買う余裕もなく・・。ごめんねぇ。なぜかスーパーマーケットを見かけなかったんだよな。かろうじて空港で両親に頼まれたオバマTシャツを手に入れたのみ・・。ライブが2つもあったけれど、友人たちと会っている時間が長かったので、いまいちライブのほうが集中できなかったような。あとでまたゆっくりと。写真もこれまたあんまり撮ってないなぁー。こちらもごめんなさい。

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