イェンス・レークマン来日ライブ@ビルボード

服の趣味が地味に好き。ピーター・バラカンと、トレイシーアンに似てる。

 4月22日にビルボードでイェンスのライブが行われたのだけど、考えたら、フルバンドで(鍵盤、ドラム、ベース、バイオリン)来日するのは、なかなか貴重なことなのでは、としみじみ思う。遅ればせながらライブのことなど思い出しながら書いてみます。

 まずみんなが驚いて口にしていたのは、なぜビルボード!だったわけだけど、これはイェンスのアジア方面のブッキング担当が、日本で交渉にこぎつけたのがビルボードだけだったから、とのこと。本人は詳しく知らない様子。一体ビルボードのブッキング担当で、イェンスを呼ぶような人って誰なんだろう?と興味津々だった。しかし楽屋でもその人らしき人物には会えず。ビルボードって、大御所から昔売れたけど今もやってるの?というミュージシャンまで、色とりどりな人選が不思議なヴェニュー。そしてシーアンドケイクとか、インディーっぽい人も時々出るので、こちら方面に強い人が1人でもいるのだろうと噂していたのだけど、友人に聞いたところ、その人と思しき方が判明。東京にはいないみたい。

 私はビルボードは初めて。一夜に2回演奏する2部制も初めての経験だった。場所がミッドタウン内で、チケットの売れてないライブは、法人契約してる企業にチケットを配ったりしている、などと聞いていたのもあり、さぞバブリーなんだろうなと思ってたら、期待どおり。ホテルのような接客、もちろんあるクローク、すべての席からちゃんとステージが見えるような配置など、潤沢な資金の匂いのするヴェニューだった。きちんとしすぎて、ライブ後にだらだらするような時間や雰囲気がないのは、ライブハウスとしては物足りないけれど、観る内容によっては、理想的ともいえる環境。ライブが始まる直前まで、ステージのバックの壁一面の窓から夜景が見えるようになっていて、なんともバブリー。東京のアグリーな景色も、夜ならよく見えません。

 2セットあると、どちらを観るかで迷うと思う。私は両方観たので、比べられるかと思いきや、やはり1回目のほうがこちらも緊張感があって、ぐっとくる場面があり、2回目は余裕で観てしまったので、比べられない・・。2回目はすでに暖まっているので、両方観ていなければこちらのほうがいいのかもしれない。演奏時間は1時間ちょっとと短かったけど。でもライブ後にサイン会してました。
 上の方の席にいると、1階のテーブル席にいる人たちがやたらよく見えるので、観察してしまう。1回目よりも、2回目の方が、イェンスのファン!という感じの人が多かったような気がする。盛り上がり方も。1回目は、アンコールのMaple Leavesに反応してない人がけっこういたので・・。私はここで目頭が熱くなったよ。イェンスは、アルバムよりも、シングルリリースした曲のほうがクラシックになっていたりするので、アルバムだけしか聴いてない人は知らないのも無理はないかも。シングルを集めて1枚のアルバムとして作ってるけど、日本盤はないし。イェンスが有名になった頃の曲は、全てこれに入ってる。

 セットリストは両セットともほぼ同じ。1回目はA Postcard to Ninaを、イェンスが曲のあらましを話して通訳の人が傍らで訳しながら、というスタイルでやっていた。彼の曲は、私小説的な要素が強いので、曲の内容を伝えようというイェンスの演出。ちなみに、通訳していたのはビルボードの方で、後でステージでの忘れ物を白い封筒に入れて持ってきてくれたので驚いたらしい。ビルボード・クオリティ。
 ツイッターでセットリストの写真を見つけたので、こちらも勝手にリンク。1回目2回目。写真は撮れなかったので、ホステスさんのツイッターのリンクを貼っておきます。

 私はバンドで観るのは、初めて観た2005年のブルーミントン以来。当時は、一緒にツアーしていたレーベルメイトのバンドが演奏していたけれど、ツアーする度にメンバー構成の違うバンドを組んで回っているみたい。2008年あたりに、イェンス以外はみんな白装束の北欧ガールたち、という異色のバンドが話題になっていたけど、彼女たちはみんな今ではシリアスな仕事に就いているとか。今回のバンドは、ベースのかっこいい娘(NY在住のアメリカ人)以外は、スウェーデン人。演奏もがっつり安定していて、誰が聴いても楽しめる(1回目は、誰に連れてこられたのか、おばあさんが3人ほど、ステージの真ん前で観ていたけど、手を叩いて楽しそうだった)。観客としっかり向き合うタイプなので、エンターテイナーとしても素晴らしい人だと、ライブ観る度に思うけれど、今回もしっかり実感。1人飛行機とか、1人紙吹雪もやってたし。1年半前にサンフランシスコで観たときは、イェンスとドラマーの2人構成で、そのとき初めて、サンプラーで曲を繋げてるのを観たけど、定番になってるようで、ビルボードでもやってた。こんな感じ。
 

 今度は、知ってる人に呼んでもらって、DJイベントを・・。
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イェンス・レークマン再来日


 たった今知った、イェンス・レークマンの再来日。前回が2006年4月だったので、実に7年ぶりです。写真は、西荻窪駅に貼ってあったポスターの前で撮影したもの。桜はもう散りかけていたけど、お花見をしてるフリしようぜ、ってことで。こうしてみると、当たり前だけど、若いね・・。20代半ばだもんな。

 前回はO-Nest、荻窪Velvet Sun、三軒茶屋のGrapefruit Moonと、1週間ほどの滞在で3度ライブをやったけれど、今回はなんとビルボードで一夜かぎりとのこと。詳細はこちら

 いろいろ書きたいことあれど、来週また思い出話したいと思うので、取り急ぎ。
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イェンス・レークマン インタビュー

こんな古い写真を載せるのもあれだな・・。鳥好きのイェンスの家はフンだらけ!・・いやこれ加工写真です。


 イェンス・レークマンのインタビューが、モンチコンにアップされています。私は大部分の質問作成だけで、返答の翻訳はモンチコンの方がやってくました。質問は、英米メディアでは既出の話題が多いのだけど、日本語では初出?だし、イェンスのお人柄もよくでているので、ぜひチェックしてみてくださいな。
 私は音楽のことはよくわからんので、その周りを掘ろうとするしかない。イェンスは音楽=その人自身な要素の強いタイプだと思うので、堀り甲斐がある。
 前座が芸人、なライブっていいよね。
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イェンス・レークマン稼業


 イェンスのアルバム、ついに5年ぶりに出ますね。I know What Love Isn't 発売は9月。オーストラリアやアメリカに住んでいたみたいだけど、どうやって生活してたのか・・とかそっちが気になる。きっとずっと友だちの家に住んでだんだろうけど。
 ブランクはありつつ、ライブはちょこちょこやっていた。去年サンフランシスコで観たライブでは、相変わらず盛り上がっていて、そして売り切れ。やっぱり私小説的な歌を書く人は、聴いてる側も身近に感じて、友だちみたいな感覚でずっと人々に覚えられるのだろうな。そしてイェンスのライブは楽しいし。曲の前振りトークをみな楽しみにしてるのがその場にいるとよく分る。

 こちらにいろいろ新譜情報は載ってますが、あまり路線は変わらない様子。相変わらず失恋マスターの道を突き進んでいるような・・。思うに、イェンスって女の子の友だちが多くて、でも実はあまり異性として見てもらえなくて、さして好きじゃない子からは好かれつつ、自分はいつも間違った女の子を好きになる、んじゃないかと推測します。そういうループってあるのよ。まったく、イェンスにいつになったら春が来るのか・・。って、実際のところは知らないけど、そういう諸々の苦悩を、本人いわく、”イェンス・レークマン稼業” と呼んでいる(いや超訳です)。もしこの先、落ち着いたリレイションシップを築ける相手に出会ったとしても、昔の”稼業”をテーマにした曲ばかり作りそうな気がしないでもないけど。

 イェンスの文章を訳そうかと思ってたけど、また今度。英語圏に長くいるとはいえ、イェンスは英語が堪能だなぁ。書きたいことをちゃんと書けてる感じ。見習わないと・・。
 前に会ったときは、日本でライブやることもぼちぼち相談してるとのことだったので、またいつかフラリとやってくるかもしれない。最近のメーリングリストで、アメリカでのライブのためにバンドを引き連れて行こうとしたら、バンドのビザがおりなかったので、ソロになります、って書いてあった。イェンスもビザのことではいろいろ面倒な目にあってるけど、まったく、クソだよなぁ。何がグローバルだよ、ぶつぶつ。

 ところで、モンチコンの記事に、ナイスミドルになったとあるけど、イェンスってまだ30代前半・・。
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North America 2011 : San Francisco (Sep 28th-Oct 3rd) Jens Lekman

サンフランシスコは長かったので、どこから手をつけていいやら・・。
とりあえず、うちのブログはイェンス検索できてる人も多いみたいなので、とりあえずイェンスライブのレポから。


イェンスは2007年にアルバムを出したきり、めっきり音沙汰がない。それが今年EPを発表ということで、それに伴うツアーをやっている。ツアー予定をみてたら、たまたま私がサンフランシスコにいるときに、彼もやってくるのを知って、行くよー!ってメールしたら、あちらもちょうどメールをみてたのか、ものの何分かで返事がきた。ゲストは埋まってしまったから、早くチケット取るように言われる。たしかに、イェンスのチケは大抵売り切れるので、すぐに買っておいてよかった。このあとのブルックリン3デイズはすべてソールドアウトだったし。実感はないのだけど、ライブをみるのは2006年に日本に来たとき以来だ。

会場は、ヘイト・アシュベリー近くにある大きな公園内に立つ科学アカデミー博物館内の中庭。開場は6時というので時間どおりに向かったら、外に列ができている。夜のイベント専用らしく、並んでいる間にIDチェックされたけど、うっかり忘れてしまった。警備の兄ちゃんに訴えると、うーん、じゃあささっと自分の誕生日をゆってみて、と見逃してくれた・・。中に入ると、イェンスは8時からで、てっきり館内でやると思ったら外の庭でやるというから、すでに寒かったので防寒に服が必要になる。時間があるのでバスでヘイトストリートで見かけたアメアパに駆け込む。困ったときのアメアパ(ヘイトではほかに買物できそうなところはなし)。セーターを買って戻ると、みなバーで酒を買って館内の展示をみながらぶらぶらしている。動物とか魚の展示だったかな。

前座が終りそうなころに外にでて場所取り。ってもすでにけっこう埋まっていて、真ん中ぐらいまでしかいけず。後ろの方は飲んでしゃべってる人らで大賑わい。アメリカのライブっていつもこんな感じ。

イェンスはドラマー1人を伴って登場。新しいEPの曲はもちろん、古いのもけっこうやってくれた。Black Cab、A Sweet Summernight of Hammerhill、I Saw Her In The Anti-war Demonstrationあたりの初期の曲。初めて聴くスローなアレンジだった。相変わらず客との距離の取り方がうまくて、ああ変わらないなあと思う。日本でライブ観てくれた人の反応をみても同じなんだけど、イェンスはやっぱりライブパフォーマンスが秀逸なのだなぁ。ひょうひょうとしてるのに、妙に親近感を持たせる。ツンデレ?? ここサンフランシスコでもみんな大盛り上がり。どの曲か忘れたけど、自分の曲をサンプラーでつないだりしていて、新しかった。最後はハレルヤで終る。アンコールも2回。ところで、アンドリュー・バードのときなんかにも思ったけど、目の周り真っ黒にしたギャルみたいな女子が、ノリノリでちゃんと曲を知って歌ってたりするのが、なんだか不思議な光景に見える。オーディエンスが幅広いなーと実感する瞬間。

イェンスは終ったあとはしばらく客のいる場所に現れないのだけど、このときもすっかり姿を消してしまった。このまま無言で帰るのもなんだなぁ、としばらく出入り口らしきところに座ってたら、帰ろかなってころにやっと現れた。久しぶりなんだけど、そうでもないような。やたら楽しそうにやってたねぇと言うと、「客がうるさかったから、もういいや、自分は楽しむんだ、って思ってやってた」と。イェンスらしい。前回東京のライブをブッキングしてくれた人と連絡はとってるみたいなので、また日本に来てくれると思う!

存在をすっかり忘れてたけど、来日したときに撮った映像がここで観れますよ。やっぱり若いな!
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イェンス近況

リハビリ。

イェンス・レークマンの最近のsmalltalkから。
「どういうわけだか毎年この季節になると、僕に寄付を送ってくる人たちがいる。違法にダウンロードしている罪悪感からなのか。どうしていつも夏の終わりなのかは分らないけど、今年はパキスタンの洪水と重なっている。もし僕に借りがあると思うなら、あるいは寄付する金銭的余裕があるなら、パキスタンのために寄付をしてほしい。」

ミュージシャンに直接寄付だけする人っているんだね。欧米では普通なんだろうか。
読んでいると、イェンスは夏にスウェーデンに帰っていて、またオーストラリアに戻るみたいですね。4年ライブを見てないけど、もっともっと昔のことのような気がする。またあのdeadpan faceで淡々としているのに、同時に耳元で話しかけてくるようなあのライブが観たいものです。

留守にしていたこのブログに、また最近、以前よりもイェンスで検索してやってくる人がけっこういるみたいです。こういうのをみると、よかったねーと思います。


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イイね



これはオーストラリア。なんとなくイェンス本人の筆跡に酷似。
大晦日のシカゴでのライブに引き続き、1日と2日も同じくシカゴでやるらしい。シカゴ、熱いなー。なー。 
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やっぱり

facebook

イェンス好きだわ。

大晦日はシカゴでライブだそうで。いいなあああああああああああああああああ。


やっとこさ行きたいなーと思うライブ情報を得てほっとする。

以下ネストのページを見て。
・ネストフェスって今回は出入り自由なんね。以前行ったときは死ぬかと思った。
・ビザでひっかかって入国できずライブ中止になったというライトニングボルトが地味に来日。
・クッキーシーンナイトっていうイベントがあるらしい。
・前に行ってた美容院の人が、メンバーの一人に密かに恋心を抱いていると話していたあるバンドがけっこう大きくなってきているらしい。
・&から出しているバンドはよく来日している気がする。

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最近のイェンス

最近twitterをよく見ているのでこちらは放置気味。

今年から来年にかけて来日がわんさかあるようですが、どれにも食指が動きません。合掌。適当に観ようにも、4000円出す気はしないしな。ああばかばかしい。



イェンスはここのところどうしているのかといえば、ワークビザはもう切れたけれどまだメルボルンにいるようです。ビザがないためおおっぴらにはできないから、小さいライブをいくつかやっているよう。写真は、ドリューバリモア監督作のサントラに曲を使いたいとオファーがあり、彼女がイェンスをアメリカに招待したそう。普段はサントラに使われるのは嫌いだけれど、ドリューはよく話を聞いてくれて、使うシーンなどを話し合ったとか。
ドリューとなぜかサルについて話していたとき、急にシュールな気分になってきた。自分は音楽をやってきて、ツアーも呆れるほどやり、曲を作るのにも骨を削ってきたのは、ドリューとサルについて話すためだったのか???
このサントラを編集しているのはウェス・アンダーソンのサントラを手がけている人物らしい(いかにも)。そういえば、バード氏もウェス・アンダーソンのライフ・アクアティックのサントラに誘われたとか言っていた気がする。最近よく映画にこの手のインディー音楽が使われることが多くなったけれど、なんだか興ざめなことが多いです。 映画はWhip itというエレン・ペイジ主演のガールズムービー。エレン・ペイジのような容姿になりたいよ。楽しみ〜。

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最近のイェンス



久々のイェンス近影。久々のイェンス・レークマンカテゴリー更新です。2枚とも、真っ先にデコっぱちが目に突き刺さります。染めてないと地毛はこんな色なんですね。なんかぽやぽやしていてちょっと心配です。しかしイェンスってセンスがいいよなぁ。

北米と南米をツアーしたところ、新型インフルを拾ってしまったそう。エールフランスの機内のトイレでばたりと倒れ、添乗員にすぐに医者に診て欲しいと頼むと、french rudenessで対応されたとか。イェンスのまわりにはドーナツ型の空席が出来、「ほんとに可愛そうだけれど、近づいたらこのプラスチックフォークで刺したる!」てな目つきで見られたそうです。
症状もやはり重いらしく、10日間も病院にいるとか。I can see the summer through my window and it's just perfect. Summer is always best through a window.
イェンスの文章が好きです。また日本でライブして欲しいねぇ。

福田さんがまたDJイベントに出演されるそうです。この日は長時間仕事なので、このアフター9を楽しみに乗り切ろうと思います・・・・。

「公 聴 会」第三回
日 時:2009年7月1日(水)19:00〜終電まで
会 場:Super Deluxe(港区西麻布3-1-25-B1F)
料 金:入場無料(要ドリンクチャージ)
D  J :村尾 泰郎、福田 教雄、畠中 実(ICC)、安永 哲郎
企 画:安永哲郎事務室
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