検索キーワード

 このブログの利用機能が少し変わって、検索キーワードが詳しく分るようになった。以前から、面白いなと思って見ていたので、少し紹介します。ようこそ!と言いたくなるようなキーワードやら、探し物はここにはなさそうだ・・というもの、へーそうなんだーと教えてもらったような気になるものなど、いろいろあります。

 一番多いのは、video killed the radio star カバー トクマル君がライブでやってたのを見たとき、いくつかyoutubeで探して載せたのでそこに行きつくんだろう。ここしばらく不思議なくらい多かったのは、ジャスティン・セロー SATC。他に書いてる人がいないから集まるのかもしれないけど、ジャスティン・セローってなんか最近話題なんだろうかと調べてしまった。ジェニファー・アニストンと付き合ってる(た?)からかしら。彼はSATCは別人役で2回も出てるのよね。SATC スキッパー も見かけるな。気になるよね。スキッパー。後多いのは、このブログのタイトル。Super Furry Animalsの曲のタイトルで、別にこの歌がすごく好きなわけでもないけど、字面がいいかなと思って適当に決めただけ。変えたいんだけどね・・。このフレーズ自体が、何かほかの意味があったりするのだろうか。

 歓迎キーワードは、北米漫画系かな。eightball deathray Tシャツ なんかは、宇宙人ポールの影響ですね。ジェフリー・ブラウン で探しに来た人とはお話してみたい。ゴーストワールド 見出されたオブジェ は、タンポンinティーカップのこと? でもこの類はかなり少ない。あんまり漫画のこと書いてないから仕方ないけど。あまりにも独り言がすぎるような気がして・・。
 イェンスやバード系も大歓迎だけど、今ではあまり見かけない・・。

 女子的検索群では、ハワイ関係と、ピル関係が多い。周りに飲んでる人がいなかったら、ピルはよく分らないことが多いので、検索したくなるよな。ハワイはいろいろあるけど、たとえば、ハワイ カフェカイラ モアナサーフライダー 行き方。カフェカイラへの行き方が知りたい人が多いみたいけど、ワイキキからバスで行くのはかなり面倒そうです。素直にタクシーで行きましょう。10分くらい。カフェカイラは、美味い朝食処として有名なお店で、日本上陸して押上に店ができるとどこかで読んだ。特に美味いわけじゃなかったけど、こういう観光名所的な店をじゃんじゃん日本に作るのは興冷め・・。そのうちハウツリーラナイのエッグベネディクトが日本で食べられるようになったりするのでは・・。まあ、ないか。

<意味不明なキーワードたち>

アリゾナ州のmaico
店の名前??

まいこ サンフランシスコ
そんな大雑把な検索で何が見つかるのか・・

ビザ CM マットさん どうやって生活してるか
想像するに、最近、有名じゃないけど、日本でいくつかCMにでてる外国人モデルみたいな人がいて、彼がマットという名前だと調べ上げ、お近づきになりたいと目論んでいるファンの検索でしょうか。私は電車でしかCMを見てないけど、午後の紅茶のエスプレッソのCMにでてた白人男性と、マクドナルドのCMにでてる人は同じ人じゃないかと最近気付いた。

必ず 連絡 くる 叶う
なんでここに辿りついたんだろう??

<その他>

彼女が骨のガン スフィアン
ええ、そうなの?

tfc ジェラルド ゲイ
ぽい感じはするけど、知らん。

死にたい人が良く行く所
死ぬのに最適な場所なのか、死にたい衝動を抑えるために行く場所なのか不明。
自殺の名所ってこと?

男 赤リモワ
男だけど、赤リモワが欲しい。これってアリかどうか、ってことでしょうか。
ちなみに、イギリス引き揚げの際にアムスから乗った飛行機で隣り合わせた日本人男性が良い話し相手になってくれたのだけど、彼は赤いリモワを持っていて、ひえーおしゃれなスーツケースがあるもんだ、と感心して(初めてリモワを見た)、つい買ってしまった。そしてめちゃ使いにくかった・・。リモワ買うなら、重いけどシルバーのあの頑丈なのがよさそう。

周波数は何だケネス
おそらくREMの曲名のことだと思うけど、この歌が出るずっと前に、ダニエル・クロウズの漫画にセリフとして出てくることについて書いたことがある。役に立っただろうか。


水たまりの法則
最初は??だったが、これは多分内田さんが書いてたことかな(彼のオリジナルかどうかは不明)。水たまりに足を突っ込んでしまうのを警戒して、長靴を履く。すると、水たまりにはまって足が濡れることを避けるために長靴を履いた結果、水たまりにはまっても大丈夫なので、足を突っ込みたくなってしまう。何の話かというと、妙齢の独身女性がいる。結婚したいけど、しないかもしれないし、マンションを買っておこうということになり、悩んだ末購入に踏み切る。すると、無意識のうちに、マンションを買った決断をした自分を正当化したくなり、結局結婚しないままに終わるパターンのこと、らしい。長靴でもマンションでも、人は自分の行為が正しかったと思いたくなるもので、その結果がたとえ望まないものだとしても、そこに無意識のうちに進んでいくもの、なのだとか。危ない危ない。

スティーヴ・ブシェミ 美しい
ブシェミは歯並びが異常に悪くなかったら、わりと綺麗な顔、の部類に入るのかもしれない。今のままでも、ブサイクというより、なんだか品があるけれど。ジョン・ウォーターズ系? 最近印象的な役をやってないのが残念。ブシェミ監督作、イン・ザ・スープのことを書いたときの記事にひっかかるはず。久々に観たくなった。

完全に独り言になってしまった・・。
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テニス

 

 ジョコヴィッチがユニクロと契約したと知ったときは、へなへな〜となったけれど、実際見てると、ユニクロの文字など気にならないのが分ってほっとした今年のローランギャロス。本人は、日本のスポーツ衣料メーカーと紹介してたけれど、いや実はただのデザイン性の乏しいファストファッション屋なんですよ・・ってのはまあいいか。余談になるけど、母がこないだこっちに来て友だちと食事をしたとき、ユニクロのタグが大きすぎて下着なんかだと肌に当たって痛いと漏らしたら、その場にいたおばさんたちは誰もユニクロの下着なんて着ないから分らないと言われて恥をかいたそう。ノーレ君に教えてあげたいけれど、まあギャラが相当良かったんでしょうなぁ。ユニクロはグローバル企業街道まっしぐら、らしいからさ。ナダルもフェデラーはいつもNIKEでばしっときめていて、特にナダルはなかなかおしゃれ。やっぱりなんだかんだいっても、NIKEはデザインがダントツにあか抜けてるよねぇ。その中で、我らがダサいユニクロを着てプレイするジョコヴィッチはますます好感が持てる・・と思うことにする。

 ジョコヴィッチ対ナダルの決勝戦は、強烈に好調なナダル相手に挑戦する形で始まった。案の定出だしはナダルのペースで、珍しくイラだってるジョコヴィッチは、ラケット投げるわ、ラケットでベンチを破壊するわでうまくいかない状態が続いたところに雨で中断。再開してしばらく見てたら、妹がユーロを観るというので追い出され、仕方なく2時までラジオ中継で聴戦・・。するとみるみるうちに8ゲーム連取して、やっぱり追い上げてきた!と思ったところで、またもや雨。解説者たちは、ホテル延泊しなきゃと言いだしたので、こりゃ順延だと思い就寝。翌日午後9時半からwowow中継とある。んん?こちら午後10時は現地午後3時なので、なぜ9時半?と思い、オフィシャルで試合時間をチェックしたのが運の尽き。すでに試合は始まっていて、スコアをうっかり目にしてしまう。ナダルの2−1で、4セット目は昨夜はジョコヴィッチの1ブレイクアップだったのに、1つ返された様子。これは接戦じゃ・・9時半が待ち遠しいと楽しみ待つ。そして9時半、妹の部屋に行くと、にやにやしながら(妹はナダルを応援している)、もう試合終ったよ♪ もう生中継ないよ、と。ってことは3−1でジョコヴィッチの負けじゃねーか。知らなければ、一応見ながら展開を追えたってのに。スポーツを観ない人だとそういうことやってしまうかもしれないけど、アホみたいにバルセロナとスペイン追っかけてる奴が言うことか・・。無言で怒りを現して自分の部屋に戻り、銃声が聞きたい・・とHDの中の映画コレクションを漁り始めた。

 あっさり試合結果を洩らされたのも相当腹が立ったけど、負けたのも哀しい。ナダルも史上最多の全仏優勝回数をかけていたけれど、ジョコヴィッチは4度連続グランドスラムタイトル連取という、いままで2人しか達成してない40年以上ぶりの大記録がかかっていたのだった。まあほかにめぼしいライバルが少ないので、今後も達成する可能性はあるだろうなぁ。今回は雨の中断がジョコヴィッチにとって不運だったけれど、あと10年もすれば、グランドスラムすべてのセンターコートには屋根がついて中断というものがなくなるかもしれない。ウィンブルドンはイギリスなので必ずといっていいほど雨が降って、ボールボーイたちがさささっ手際良くとコートにカバーをかける姿がお馴染み。でもこの風景も、「昔は雨でよく中断してたよねぇ」なんて昔話になるかもしれないと思うと、ちょっと寂しい気がしないでもない。まあ時差のある場所から観戦してる身には辛いものなんだけれど。

 しかし初めてテニスのラジオ中継を聞いたけど、これよっぽど滑舌がよくないと務まらない仕事だ。あの早い球のゆくえを早口でまくしたてるのだから。びっくりしたなぁ。目の不自由な人などが楽しみに聞いているらしい。それにしてもwowow・・。ユーロの再放送でひっかかっていたらしいけど、みんないまどき録画で観るんだから、再放送なんて意味ないじゃん・・。ニシコリ君ももっと頑張ってファンを増やし、テレビ中継の優先順位を上げてもらいたい。

 なにより、気兼ねなく観戦するにはwowowの、というかテレビ導入を真剣に検討せねばならない・・という気に少しなった。私の部屋はテレビ線がないので隣りから引っ張ってきたり、テレビにするかPCで観るかなどなど面倒くさい。そして、この6年間テレビのなかった部屋に奴を招き入れるのにやっぱり躊躇してしまう。あったら見ちゃいそうだし、見ると確実にイライラするというジレンマ・・。そしてサッカーまで観出したら大変なことになるなぁ。

 あ、銃声が聞きたくて選んだ映画は、ちょうど借りてきたダーティー・ハリー。気持ちよかったな〜。大満足。人種差別語の勉強にもなった(いまどきもう聞かないような言葉ばかりだが)。

 あとはテニスとジョコヴィッチの話なので、折りたたみます。長いよ〜(彼のシャラポワとナダルのモノマネ映像は必見!)。
 
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居心地のいい喫茶店

 今日、吉祥寺のドナテロウズが閉店とのことで、アイス食べにささっと寄ってみた。混んでたりしてと思ってたら、混んでるのは同じく閉店(6月まで)する上のいせやのほうで、行列ができていた。ドナテロウズはこの時間帯にしては人が入ってるけれど、まだ空いてる席はあった。でもカップがなくなったとのことで、「いつもより多めに入ってます」と普通の紙コップでサーブしてくれた。本当に閉店するんだなぁと実感。 いつもはミルクティー、サツマイモ、ごまミルクだったけど、 最後は、ミルクティー、くるみチョコ、グラハムクッキー。

 何カ月か前に、閉店のニュースがツイッターで上がってきた。調べても出所はそのツイートしか見つからず、後にどうやらガセだということが分った。ちょっとしてからいせやに行ったときに店員さんに聞くと、今のところそういう話はありません、と言われ、なんだやっぱりガセじゃん!と喜んだのもつかの間、やはり本当にあの建物が取り壊されると公表された。ツイートで知ったときは、あまりのショックに涙ぐんでしまった。特別な思いでとか、毎日のように行ってたわけじゃないけれど、吉祥寺では今やドナテロウズしか行きつく場所がなくなっていたからだ。やっぱり閉店と聞いたときにはさすがに心の準備はできていて、まあ吉祥寺でゆっくりお茶、なんてこともしなくなったしな・・と開き直っている。

 私はあまりアイスのファンじゃない。自分で買って食べることもあまりないけれど、ここのサツイマイモの大ファンだった。ミルク味のジェラートに、ダイス状のイモがころころ入っている。そして店内も不思議に居心地がいい。広くて(重要!)、公園に面している側は床から天井まで窓になっている。カウンターに座れば眼前に一面に生い茂る緑がいっぱいで、林の中で猫が喧嘩をふっかけ合うのをじっくり観察できる。奥の禁煙席は、大きなテーブルが2つあって、この効率の悪いスペースの使い方も素敵だった。

 安い飲み物代やアイス、店内のつくりだけじゃない。ここの何が好きだったかって、適度に”てきとー”な雰囲気だ。猫がてきとーにはいってきて椅子の上で寝てるように、じいさんもおばちゃんもOLも高校生も、猫のようにふらっと入って来られる。90年代のカフェブーム以来、こだわりだのなんだのっていかにもターゲットを絞るようなこじゃれたカフェが多いなか、この老若男女だれがいても浮かない湯加減というのは、ねらって出来ることじゃない。私はあまのじゃくなので、北欧家具っぽい内装のきれいなorアンティークなカフェとか、逆に昔からやってます的な古風な喫茶店も、どちらもあまり落ち着かない。作りこまれて、うちはこうなんです、と差し出された空間にお邪魔してそれを楽しむ、のが楽しみ方のひとつなんだろうけど、いや、別にいいです・・と尻込みする性質・・。若い女性&カップルばっかり、あるいは年配男性&純喫茶好きな女子、とか、客層が偏りがちなのもなんだか好きじゃない。そういうところに全く行かないわけでもないけれど、理想を言うと、ドナテロウズのような「まあ誰でもいいですよ」的な気合のない感じがこちらも気楽でいい。誰でもウェルカムとっていも、ドトールのような味気ない雰囲気でもなく、決しておしゃれすぎない。店主の方がどんな方針でやっていたかはもちろん分らないけれど、やっぱり狙って生まれる雰囲気ではないと思う。吉祥寺で一番、いや、東京で一番と地味に思っていたので、後々痛みがでてくるのではないかと心配になってきた。

 吉祥寺はカフェも多いけれど、好みのカフェははっきり言ってひとつもない。ダーチャが閉店し、ドナテロウズも続くとなると、もう皆無。美味しい紅茶が飲みたいときはカフェビシュエに行くとか(ここは隣りの客の声がよく聞こえるので、隣りの人の話が面白いと大変ラッキー)、目的に合わせて選ぶことはかろうじてできるけど、居心地のいいところはない。これは由々しき事態だぞ・・と焦ってもいいけど、近年街に対して期待しなくなってきたので、その大きな流れだと思って諦めることもできる・・。まあ街がどうなったというよりも、自分の問題かもしれないけどね。

 ちなみにドナテロウズはチェーン店で、新宿や渋谷の商業施設に入ってるけれど、吉祥寺は品揃えや味が違うような気がしていたのは気のせいかしら。今はもうないらしいけど、昔友人がバイトしてた恵比寿のドナテロウズも、今のチェーン店とは違ったような気がする。HPをみても、吉祥寺は店舗一覧に入ってなかった。ということは、私がドナテロウズだと思っていた味は、もうどこにもなくなってしまったんだろうか。
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hobo weddingは悪趣味か?


少し前になるけど、Etsyブログに投稿されたあるカップルの結婚式がインターネット上で話題になった。新郎新婦が晴れの舞台で選んだテーマはHobo Wedding。1929年の大恐慌で職を失い、単身であるいは家族に送金するために仕事を探しながら全米を渡り歩いていたhoboと呼ばれる人たちのファッションをテーマにした手作り結婚式。彼らの結婚式を悪趣味だとして揶揄したサイトがきっかけになって話題になり、炎上したEtsyの記事のコメントは、今ではすべて削除されている。



サラとブライアンは、ありきたりの結婚式にするつもりはなかった。2人とも信仰心が熱いわけでもないし、家族は楽しいことが大好きな人たちなので、気楽で楽しい、心のこもった結婚式ができればいいと考えていた。大恐慌時代の風俗がもともと好きだったけれど、すぐにそのアイデアに飛びついたわけではなくて、ブライアンのおばあちゃんの結婚式の様子を聞いていたのも影響している。40年代に行われたおばあちゃんの結婚式では、豪華な食事の代わりに、各テーブルの真ん中に積み上げられた、くるまれたサンドイッチをテーブル同士でフットボールのように投げつけ合うものだった(アメフトのフットボールね)。質素でもアットホームな雰囲気を作りたかった。hoboが、homeward-bound(家路につく)の頭文字をとったものかもしれない、とどこかで読んだのも頭にあった。

自身もEtsyにお店を持つサラは、Etsyでドレスや衣装を買い揃え、コミック作家であるブライアンはもちろん自分で招待状を作り、写真家やミュージシャンである友人たちも協力してくれてとても素敵な結婚式をあげることができた。

この結婚式を取り上げて騒動のもとになったのは、regretsyというサイト。膨大な商品数になったEtsyで売られているゲテものを拾って紹介していて、本にもなっている。悪意があるというよりは、どちらかというと面白がったりからかっている場合が多い。商品である食べ物の写真に、髪の毛が写りこんでいたり、服を着ているモデルの女性にギャランドゥーがあるとか。みていると、本当にトチ狂ったものも売られていて(自分の髪の毛を編み込んだヘアアクセサリーとか)、これはイジらずにはいられないと思わせられるものも多い。
ただこの結婚式に関しては、貧乏でみじめな死に方をしていったような人々をネタにして、ヒップスター気取りの写真まで撮っちゃって!と、皮肉をこめながらディスっている。
ほかのサイトでは、事実かどうかわからないけど、「この結婚式にかかった費用は15000ドルらしいけど、それってhoboのコンセプトと真逆じゃないの?」というつっこみもあった。


この一連の出来事を知ったのは、ブライアンことBox Brownというコミック作家のインタビューを偶然読んだときだった。この人のことは全く知らなかったけれど、昨今流行らないコミックブック(連載ものの薄いコミック冊子)を作るためにkickstarterで資金集めをしているというので読んでみた(最近気になる話題だけど、また別の話)。インタビューの最後に、そういえばあの結婚式の騒動についてどう思うかと聞かれて、最初は笑ったけど、だんだんすごく悲しくなってきたと話している。ひどい中傷を受けてサラは泣くし、ツイッターに嫌がらせの投稿もたくさんくるし、散々だった、と。自分たちの結婚式となれば尚更で、本当に気の毒・・。

しかしヒップスター問題は根が深いなぁ。このケースだと、「ヒップスターをバカにする奴がヒップスター」の理屈もいまいち通らない。
生活苦をロマンティックに扱うのはどうかといわれると詰まるけれど、たしかにhoboカルチャーはアメリカではまじめに社会学的として、あるいはファッション風俗としても確立された分野だと思う。写真集などもでていて、欲しいと思ったことがある。アメリカの国民的作家マーク・トウェインが書くハックルベリー・フィンが人気があるのを見ても分かるとおり、アメリカ人には放浪への憧れが下地にあるとはよく言われていること。そして、いつか家族で平和に暮らしたいと夢見ながら歩いていたhoboたちもたくさんいただろう。サラがどうしてこのコンセプトにたどり着いたのかを考えると、不謹慎だとはあまり思えない。

怖いのは、ブライアンがインタビューで答えていた、ネット特有の、internet outrageのほう。なぜ知らない人から、女性差別的な罵詈雑言を浴びせられる破目になるのか・・。2ちゃんとかもそうだけど、ほんとうにどうかしてる。
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アメリカでやろう



東京メトロの車内マナーポスターのパクリ。Please do it againシリーズ。
これをツイッターでみて、facebookに載せたら、それってレイシスト!と冗談でコメントしているアメリカ人がいた。そう、そう取られてもおかしくないのだ、と自分でも投稿するときに頭をよぎった。

単純に時事的なパロディなんだけど、深読みすれば、「ハロウィンとか日本じゃ関係ないし、アメリカ人は騒いでてうざいなーってみんな思ってるよね?」って裏がある、と取れなくもない。こないだ夜六本木にいたらハロウィンの仮装をした外国人がたくさんいたのを見たけど、実際、彼らをみてうざいなーと思う人ってほとんどいないはず。それでも、裏の匂いがするのはやっぱり安保時代の「ヤンキーゴーホーム」精神が無意識的にでも残っているのかな、という気がする。

何よりも、いくらパロディとはいえ、無害だとはいえ、アメリカ人(外国人)を公然と茶化すのが平気という精神風土があるのは、やっぱりちょっと問題だと思う。これが逆に対象が日本人で、NYの地下鉄の広告のパクリだと想像してみたらどうだろう?冗談だとわかっていても、なんかいやが気がするだろうし、差別だ!と言うのも抵抗がないだろう。

公然とからかってもよい、とするのは、自分たちは被支配者で、支配者の悪口を言うのをはばかる必要はないと考えているからかしら。そしてアメリカ人は、一般的には人種差別的な発言を極端に避ける傾向があると思う。そこには、自分たちは支配者だから、被支配者を悪くいうのは政治的に正しくない、という縛りがあるようにみえる。

かくいう私も、イギリスにいるときは、よくスコッツをネタにしていろいろステレオタイプをからかったもの(日本人同士で)・・。思い出すと、笑えると同時に罪悪感もなくはない。こういうのって他国に住んでる人間は、同国人同士ではよくやってることだろうけどね。

この広告をみてふとひっかかったのは、「アメリカ」と明言されているからなんだろうな。

大体、このまたやろうシリーズって見てるといらっとする。人を幼稚園児扱いする(実際幼稚園児か?)この手の呼びかけって巷にあふれてるけど、どうにかならないかねぇ。ちなみに、約1カ月の旅行で、いろんな都市でいろんな公共交通機関を使ったけど、ちょっと精神的にダメージのありそな人とか、身なりのワイルドな人らとかはいるけど、ワルそうに見える若者でも席を譲るとか、そもそも席を空けておくとか、混んできたらみな後ろにさっさと移動するとか、相当当たり前だった。バス内に規律が存在してるかのような。そして携帯で大声でしゃべってても、犬がどべーっと床に這いつくばってても、誰も気にしない。何が当たり前で、何を気にするか、がだいぶ違うのだなぁ。
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靖国神社へ

ここ何年か日本の戦争について書かれた本を読んでいる。この手の本はいろいろな見方から書かれたものが多いけれど、私は半藤一利か加藤陽子の本を手に取ることが多い。半藤さんは多分存命の人のなかではこの世界の一人者と考えていいと思う。加藤さんは東大の先生で、「それでも日本人は戦争をえらんだ」という著作があり、書店で目を惹いたので読んでみた。両者とも、日本を糾弾するとか、逆に国粋主義的な論調に偏ることもなく、あの時代に起こったことを、資料から読み解いて冷静に語っているようにみえる。私の知識は、大体この2人の意見に基づいている。

戦争のことを考えると、とてもどれか1つの見方に傾斜するのは難しい。いろいろな思いに駆られるけど、あえて2項対立にするとすれば、日本の戦争は自存自衛だったする立場と、侵略戦争だったとする立場がある。割合は別にせよ、どちらの要素もあったと思う。近代化を目指すことにした時点で、戦争は避けられなかっただろうし、列強のプレッシャーも強かった。ただ、自衛と言える前に、自ら中国に入って行ったようにみえるし、開戦、引き際の判断も誤ったと思う。ただ、世の中には圧倒的に前者だとする人たちがいる。今日行った靖国神社は、ウソみたいに自存自衛一点張りな立場をとるグループにとっての総本山なのかもしれない。

***

ここを訪れたのは、敷地内にある資料館に興味があったから。映像作品も上映されていて、節電のために1本しか観られなかったが(アニメもある!)、着いたら最終上映が始まっていたので急いで探すも、展示の一番最後の部屋にある。とりあえずそこを目指すべく走ったけど、とにかく広い。職員に聞こうにも、誰ひとりいないので(展示物はすべてガラスに守られているためか、ほかにもあるかも・・)、焦って探してたどり着く。内容は、とにかく、日本は欧米列強の策略により戦争をさせられた、当時の軍人は開戦してもせずとも負けることはわかっていたが、戦わずして負けると国民に申し訳なく、そんなことをしたら後々また戦争することになるだろう、と美しき決死の覚悟を決めていた、などなど、とにかく自分たちは悪くない、ときっぱり主張している。あまりにも一方的かつ都合がいいので、あんぐり口を開けるしかない。女性による勇ましいナレーションは、北朝鮮のニュース映像を思い出させるような・・。
展示も、いかに日米の軍事力に差があったかを強調して、さも弱いものいぢめされました、といわんばかり。日露戦争でロシアに勝ったのも、他のアジアの小国に希望を与えたと大絶賛。詳しい年表や、地図を使った作戦の内容、戦地で亡くなった兵士の遺書や遺品がかなり豊富に展示されている。英語併記のものはところどころあったが、韓国・中国語はなかった。

***

なにより驚いたのが、土曜日だったのもあって人出が多く、若いカップルや子供連れもたくさんいたこと。神社敷地内にいるだけならともかく、800円払って展示を見る人たちがこんなにバラエティに富んだ層だとは・・。近現代史は、ご存知のように学校で習っても、ほんのちょっと触れて終ってしまう。学期末で時間がなくなるとよく言われるけれど、なんとも苦しい言い訳に聞こえてしまう。戦争をどう捉えるか、態度がそもそも国民の間で合意がないということなのか。個人で意見が違うから合意がないのは、古くない歴史を考えるときにはよくあることだろうけど、どこかみな、話してはいけないような気がしてないだろうか。どうしてこんなに後ろめたい、タブーに触れるような感覚がつきまとうのか?学校で教えてくれないから、自分で選んで知識を入れるしかない。でも、それをいったいどれくらいの人たちがやっているのかしら?
そんなだから、ここにデートで立ち寄る人たちは、この展示を見て何を思うのかなぁと不思議になってくる。そもそもリテラシーがなかったら、判断もつかないだろうけど、これが偏っているってことは気付くかしら? 若い人だけじゃない。みな、どんなスタンスで見ているのかなと思うと、アンケートでもとりたい気になってくる。ただ、これだけの人が訪れるからには、戦争にそれぞれ興味があることだけはたしか。

敷地内に、東京裁判で被告人たちの無罪を主張したインド人のパル判事という人物の写真が飾られている。その前で深々と礼をする老夫婦がいた。いろんな人が、いろんな背景のもとに、違う意見を持っている。それを目の当たりにした思いがした。


追記:
みやげものコーナーには日の丸入りのハチマキや、そっち志向の本がたくさん並んでいた。小林よしのりの漫画ももちろん。外には、観光用の大型バスがいくつも停車している。ここは東京観光コースの立ち寄りポイントになっているから、あんなに千差万別な客層だったのかな。外国人もけっこう見かけた。
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地震直後



地震のとき、私は家に一人でテレビでアナライズ・ミーを観ていた。つまんねぇなと思ってたところでゆらゆらっときて、この程度なら時々あるからじっとしていたら、明らかに大きくなってきたので、あわててガスストーブを消して、靴を履いて玄関のドアを開けたまた立ちつくしていた。目の前の家々がおもちゃのようにゆっさゆっさとまるごと揺れていて、これは今まで経験したことのない非常事態だとすぐに分った。くるときがきたんだろうか・・とスローモーションを見ているような。男の人の声が何か叫んでいるのが聞こえるけど、声だけで、人の姿が見えない。飛んでいる鳥を見て、あんたたちには関係なくていいね・・など思いつつ。最初の揺れがおさまったとき、急いで母に電話すると最初はつながらなかったけど、すぐに通じて、震源が東京でないことを聞いた。あまりに怖くて、泣く。すぐにまた大きな地震があるかもしれないので、財布と携帯を肩掛けに入れてしばらくテレビを聞きながらドア口に立っていた。その後2,3時間くらい、ドアを開けたままでテレビにくぎ付け。しばらくは震度1〜3くらいの地震が続いていた。今でも自分の心臓の鼓動なのか、震度1の地震なのか区別がつかない。

部屋をみると、部屋の本棚の上段の本と置物がすべて落ちていて、台所の棚が開いていくつかボトルが転がっていたのみ。写真の人形は机の下でパンツがずり下がって半ケツ状態で転がっていたけど、そんときは片付ける余裕がなかったので放置。今日思い出して、可笑しくなったので再現してみました。

都内では街にもダメージはほとんど見られないし、翌日に西荻の街にでたら、まるで平時の土曜日の賑わい。店はどこも開けていたし、人出も多かった。東京在住の人間は地震に対する意識が高いし、職場から長い時間かけて歩いて帰ってきた人々も冷静だったと聞く。居る場所によっては、あるいは人によっては、たいしたことない、という感覚の人もいたようだ。

私の身の回りはそうだったけれど、テレビで一日中報道されているように、未曾有の被害が広がっている。被災地の人々が家族親戚友人の安否を気遣う気持ちは、身内をなくしてそんなに時間が経ってない身で考えると、いたたまれない。システムやマスコミの落ち度はあとに検証すればいいことで、今は自分にできる範囲のことをやりましょう。節電と、物資より募金。
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ここのところ

先週の木曜日の朝、父親の容態が急変して病院に運ばれたと、母親から連絡があり、妹も会社から戻ってきて急いで病院に向かい、4日過ごして戻ってきました。昨夜は私が病院に泊まって一睡もせず、朝7時前の新幹線で直接職場に行って9時まで働いたけど、あんまり疲れない。まだまだ若い・・というより、んなこと言ってられん、のですな。肺がんを患って丸4年になるので、the time has comeな心境に。これからも病院泊まり込んでいる母と交代するためにちょくちょく戻る予定です。

社会生活からしばらく遠のきそうですが、また復活したら遊んでね。

あ、ドイツのエジルくんはなかなかいいですね。ギリシャ彫刻のような顔立ちと漆黒の髪(もちろん上手いし)。喋ってるの聞いたらイメージと違ってもっさかったけど。

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ブルックリンて (書きかけ)



TEAM KATHY
記事が面白いっす。今やhappening town真っ盛りのブルックリンに集まるhipsterたちを、自称生粋のニューヨーカーが思いっきり罵詈雑言するためだけに作られたサイト、diehipster.comてのが紹介されていて、ちょっと笑っちまいました。どうも正統な論争を起こそうという気はないらしく、とにかく親に高いレントを払わせてブラブラしている、どうせオハイオあたりからのこのこでてきたに違いない、me me me!な若者を、けちょんけちょんに攻撃しまくることのみを目的としているようです。さすがにhipsterのことについてはよく知っているようで、ポートランドほか各地で行われているTweed Rideという、18世紀イギリスのファッションに身を包んで街中を自転車で走り回るイベントをyoutubeつきで紹介し、ブルックリンでこんなことが起こるなんてありえない!と吠えまくっています。こちらとしては、へぇーみなさんお似合いねーなどとhipster情報を得られるので、これはひょっとするとme me me!な当人達による自己アピールか??なんてのは考えすぎもいいとこです。

レントの安い地域に金のないアーティストが集まり住むようになってシーンができる、のは万国共通だろうけど(日本にはないか)、ブルックリンはいつぐらいからだろう。とか、書こうと思ったところで中断。

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反面教師

村上春樹は、すでにプリントされた自分の翻訳本で誤訳を発見して冷や汗をかいたことがあるいう。内田さんに至っては、大学生のときに頼まれて翻訳したミステリーものがあまりにつまらないので、自分で適当に作り直してしまった経験があるらしい。大抵の場合、翻訳を読む人が原文に触れる機会はないのだから、分からないしOKなのだと(どこまで本気かしらないけど)。なんにせよ、翻訳に間違いはつきもの、ということ。

アンドリュー・バードのインタビューをやったとき、自分の英語力でまるまるやり通す自信がなかったので、自分で喋ったところもあるけど、大部分は同席していた通訳さんにお願いした。自分がやったことある経験からも、通訳といってもぴんからきりまで、なので、彼女の話しているのを聞いて、自然な話し方だったので(私にはできん)、これはお任せしても安心だと思った。でも途中で、あれ?もしや違うんじゃ?とひっかかるところがあり、でも時間もあるし録音してあるし、二度聞きはしなかった。後日音源を聞くと、んーこれだとバードっぽくない発言だし、違うこと言ってるように聞こえる。でもあくまで自分の耳は信用できないので、ネイティブの友人にデータを送って、気になるところをテープ起こししてもらうと、やはり通訳さんが私に言ったこととは反対の内容で、それが1か所ではなかった。

どう見ても明らかにヒアリングにもスピーキングにも不自由のなさそうな人なのに、なぜこのようなことが起こるのか、不思議。何度も言うけれど、英語に関しては自分も永遠に模索中の身なので、間違えることに文句をつけるなんて恐れ多い。でも人のミスに気づくと、自分もやりそうなことなので、良い反面教師になるのだ。
この場合は、ニュアンスをくみ取るのが難しい話ではなかったし、解釈の問題ではなく、たとえばnotの一語を聞きもらしたかのような間違いだった。もしかすると、人間は母国語であろうと外国語であろうと、人の話を聞いている間に、自分の中で「次にこう言うに違いない」と見当をつけながら聞くものなのかもしれない。それで、notが聞えてるのに聞えない。そういうものかもなぁと思う。自分も気をつけよう・・。

私はテープを何度も聞き直せば分かったけれど、これがまったくヒアリングに弱いインタビュアーだったら、通訳さんの言葉を100%信じるしかないわけで、違った発言がメディアに載っかることになる。こういう例って多々あるものなのかもね。そして当然誰もそれに気付かずにスルーされていく。それってダイナミックだと思いませんか?? なんだか愉快でさえあるね。

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